4.ワディ・ラム保護区
ワディ・ラム保護区は2011年、文化遺産と自然遺産の複合遺産としてユネスコの世界遺産リストに登録されました。740平方キロメートルの面積を有し、ヨルダン最大の保護地域区であり、ヨルダンの面積のほぼ1%を占めています。
ワディ・ラム保護区は、ヨルダン南部とヨルダン大地溝帯の東に位置するアラビア北部のヒスマ砂漠の主要部分を形成しています。
この地域はまた、12,000年以上にわたって人間が住み続けてきた証でもあります。ナバテア神殿を含む154の考古学的遺跡があり、新石器時代からナバテア時代、そしてそれ以降に至る様々な時代の2万5千以上のペトログリフ(石刻文字)と2万以上の岩刻文が残されています。